ETCカードとステイタス
クレジット機能付ETCカードがある。
高速道路の料金所で、専用レーンを通り、もし預託金(デポジット)が
足りなければ、クレジット機能により、後日払いにもできる。
けれども、クレジット機能付、と聞くと、つい、審査を連想する。
つまり、消費者金融等で、借金をするための審査である。
クレジットには、限度額等が設定されているから、最低10万から
数百万まで可能であろう。
当然、限度額が低ければ、それだけ審査が容易になるだろうが、
しかし、中には、ETCカード用で申請して、審査が通らない人も
いるであろう。デビットカードやタスポのような機能も、当然付いているから
たとえクレジット審査が通らなくても、利用には問題ないが、多少
不自由を感じるかもしれない。
渋滞緩和のために、導入された制度であり、利便性が非常に高いが、
ある一面から見れば、面倒な問題が起きらないとは限らない。
画期的な導入の一つでもあろうが、クレジット問題の一翼を担って
しまう一面もある。
ただし、「新貸金業法」が施行され、貸金の総量規制があるから、
その点で、公平が保たれている、とも言うことができる。
便利なモノを利用するためにも、ある程度のステイタスが必要である。
やはり、カードは嫌だなあ、と思うのは、わたしの固定観念でもある(笑)。